サイバー キャプチャーは、アバスト オムニ、アバスト プレミアム セキュリティ、アバスト無料アンチウイルスに搭載された機能の 1 つで、稀な疑わしいファイルを検出して分析します。サイバーキャプチャーはデフォルトで有効となり、認識できないファイルをすべてブロックします。
検出されたファイルの管理
ユーザーが不明なファイルを開こうとすると、すぐにサイバーキャプチャーがスキャンを実行し、開いても安全なファイルかどうかを確認します。

ファイルが安全かどうかをサイバーキャプチャーでは確認できない場合は、「詳細の確認が必要です」というメッセージが表示されます。デフォルトでは、アバストが潜在的に悪意のあるファイルを確保し、安全な仮想環境で解析するためにアバスト脅威研究所に送信します。[閉じる] をクリックしてファイルを開かずにダイアログを終了し、ファイルが安全かどうかをアバスト脅威研究所が確認するまでお待ちください。

または その他のオプション から次の追加オプションも選択できます。
- ウイルス チェストに移動:潜在的に悪意のあるファイルを [ウイルス チェスト] に移動します。これによりシステムが侵害されることはありません。
- 開く(非推奨):ファイルが安全かどうかをアバスト脅威研究所が確認するまで待機しないで、すぐにファイルを実行します。
解析が完了すると、(通常は数時間以内に)通知が届き、開いても安全なファイルかどうかがわかります。
以下のいずれかの通知が届きます。
- 脅威研究所からよいお知らせです:このファイルは悪意のあるファイルではないため、[ファイルに移動] をクリックして安全に開くことができます。
- 脅威が検出されましたが、対処は完了しています:このファイルは悪意のあるファイルです。安全に開くことはできません。アバストが、検出したファイルを [ウイルス チェスト] に送信します。これによりシステムが侵害されることはありません。
デフォルト動作の調整
デフォルトでは、サイバーキャプチャーで潜在的に悪意のあるファイルとしてフラグが付けられたファイルは、解析を受けるためアバスト脅威研究所に自動送信されます。これらの通知はアプリケーションの設定で管理できます。
- アバスト アンチウイルスを開き、[
☰
メニュー] ▸ [設定] の順に移動します。 - [プロテクション] ▸ [メイン シールド] の順に選択します。
- [サイバーキャプチャーを有効化] までにスクロールし、希望のオプションを選択します。
- ファイルを自動的に脅威研究所に送信(既定で選択されています):サイバーキャプチャーで潜在的に悪意のあるファイルが検出されると、そのファイルは解析を受けるため、必ずアバスト脅威研究所に送信されます。ファイルの解析が完了すると、アバスト脅威研究所からユーザーに通知が届き、悪意のあるファイルだったかどうかがわかります。
- ファイルを脅威研究所に送信するようユーザーに通知:サイバーキャプチャーが潜在的に悪意のあるファイルを検出するたびに、解析を受けるためにファイルをアバスト脅威研究所に送信するかどうかを指定するように求められます。
これで、サイバーキャプチャーの動作がユーザーの好みに応じて設定されました。[ファイルを脅威研究所に送信するようユーザーに通知] を選択した場合は、潜在的に悪意のあるファイルがサイバーキャプチャーによって検出されるたびに、次のオプションからいずれか 1 つをユーザーが選択する必要があります。
- 分析に送る:解析を受けるため、ファイルをアバスト脅威研究所に送信します。
- その他のオプション:ファイルを [ウイルス チェスト] に移動するか、[開く] をクリックしてすぐにファイルを実行します。
スキャンからのファイルの除外
PC の保護を最大限まで徹底するため、スキャンからのファイルの除外はお勧めしていません。ただし、ユーザーがトラブルシューティングなどの目的で、何らかのファイルを一時的に除外する必要がある場合には、このオプションを使用できます。特定のファイルを一括して一時的にすべてのスキャン、シールド、サイバーキャプチャーの対象外にできます。
- アバスト アンチウイルスを開き、[
☰
メニュー] ▸ [設定] の順に移動します。 - [一般] ▸ [例外] の順に選択します。
- [例外を追加] ボタンをクリックします。
- 次の方法のいずれか 1 つを使用して例外を追加します。
- ファイル パス、フォルダー パス、または URL をテキストボックスに入力し、[例外を追加] をクリックします。
- [参照] をクリックし、例外リストに追加するファイルまたはフォルダーの横にあるボックスにチェック マークを入れ、[OK] をクリックします。
- ファイル パス、フォルダー パス、または URL をテキストボックスに入力し、[例外を追加] をクリックします。
これで、選択したファイルはサイバーキャプチャーのスキャン中、無視されます。
サイバーキャプチャーを無効にする
サイバーキャプチャーを無効にすることはお勧めしません。ただし、トラブルシューティングを目的とした一時的措置のために、このオプションが用意されています。
- アバスト アンチウイルスを開き、[
☰
メニュー] ▸ [設定] の順に移動します。 - [プロテクション] ▸ [メイン シールド] の順に選択します。
- [サイバーキャプチャーを有効化] の横にあるボックスのチェックを外します。
これで、サイバーキャプチャーが無効になりました。有効に戻すには、☰
[メニュー] ▸ [設定] ▸ [プロテクション] ▸ [メイン シールド] の順に移動し、[サイバーキャプチャーを有効化] の横にあるボックスにチェックマークを入れます。
- アバスト オムニ 1.x
- アバスト プレミアム セキュリティ 20.x
- アバスト無料アンチウイルス 20.x
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