Web ガードをオンにすると、高速接続の速度が低下するのはなぜですか？

20M ビット/秒を超える高速接続では、Web ガードが有効になっている間、特定の条件下で顕著な遅延が発生する可能性があります。例えば、ハードドライブの I/O 速度が 30M ビット/秒の場合、アクティブなスキャン中にハードドライブの I/O 処理が倍増するため、Web ガードが Webページの読み込み速度を低下させることがあります。この場合、20M ビット/秒のインターネット入力に 20M ビット/秒のウェブ スキャナー データ出力が加わることになり、その結果、ハード ドライブの最大処理能力を超過して顕著な遅延につながる可能性があります。

Web ガードとの互換性の問題がある特定のデバイスはありますか？

一部のネットワークコンポーネントや接続タイプは、特にアバスト アンチウイルスやWeb ガードの一部と互換性がない場合があります。特に、一部のルーターやADSLモデムのデフォルト設定では、異なる接続やパケットタイプが想定されていることがあります。この不一致により、接続のリセットやタイムアウトが生じる可能性があります。Web ガードのスキャンは、デバイスのタイムアウト設定が短い場合、デバイスのタイムアウトを引き起こす可能性があります。

アバストでは、特定のデバイスに関するレポートを観察しており、頻繁に発生する問題についてデバイスのベンダーに連絡し、コーディングの解決策や回避策を提案しています。しかし、多くの問題はWeb ガード内の特定の設定に関連しており、保護を維持したまま無効にできます。

Web ガードを使用する場合にウェブ パフォーマンスを改善するための次善の策はありますか？

Web ガードの設定をカスタマイズしてウェブ速度を高めることができます。これがセキュリティに与える影響はごくわずかです。

Web ガードの設定を調整するには：

1. アバスト アンチウイルス ユーザー インターフェースを開き、[☰ メニュー] ▸ [設定] ▸ [保護] ▸ [コア シールド] に移動します。
2. シールド設定の構成 までスクロールし、Web ガード タブを選択します。
3. [HTTPS スキャンを有効にする] の横にあるボックスのチェックを外して、設定を無効にします。オンになっている場合は、HTTPSスキャンにより、HTTPS接続を介して配布されるマルウェアからシステムが保護されます。無効にした場合も、ファイルが実行される前に、ダウンロードされたすべてのコンテンツがファイル シールドによってスキャンされます。